文化
日本には、疫病や災厄の象徴である存在(疫病神や祟り神)を祀ることで、排除ではなく、その怒りを鎮める信仰がある。というようなことを遠野巡灯篭木’24 で知った。他の国でも、似たような考え方は見られるが、文化や宗教の違いによってその「悪」との付き…
「#33 感覚とリンクする言語の可能性」で「オノマトペ的な記号を設計し直接感覚にアクセスできるようにすることで意味理解が容易になる言語が構築できるのではないか」と考察した。直接感覚にアクセスできる記号が実はみじかにあるこに気づいた。漢字である…
現代社会では、記号は単なる言語や文字の枠を超えて、広告、メディア、ブランド、さらには社会的な儀礼や行動規範として、私たちの生活全般に浸透している。こうした記号は、私たちの認知や判断に大きな影響を及ぼす。記号が日常的に私たちの世界を形作るこ…
なぜ六・八・六でも四・九・四でもなく、五・七・五なのか?そこには、感性共有に関するロジックがある気がしている。 井上ひさしは『私家版 日本語文法』の中で、日本語が七五調のリズムを刻むようになった理由として、日本語には「2n+1」という基本公式が…